2002年頃の古いHDDを廃棄しました。多くのHDDが、制御基盤と本体、本体のフタのネジ止めにトルクスネジを使用していますが、あるHDDはプラスネジを使用していました。
左のHDDがトルクスネジ、右のHDDがプラスネジを使用しています。
この2台のHDDは、本体の構造も違っていました。多くのHDDが左側のタイプ、厚目の本体に薄いフタの構成ですが、右側のHDDは本体とフタの部分の暑さが同程度です。
ネジを外してフタを外してみました。
右側のHDDは、レコードプレイヤーを想起しますね。下側が厚いのは、何か理由があるのでしょう。2台のHDDを見ていると、右側のHDDは、そのメーカーが当時持っていた技術でがんばってつくっています感があります。
そういえばこの当時、ラバーで覆われたHDDがありました。耐振動、耐衝撃のためだったと記憶していますが、放熱的にどうだったんでしょうね?
現在、HDD製造メーカーは統合され、Western DigitalとSeagateと東芝の3社になりました。この2台のHDD製造メーカーはいずれも買収され今はありません。